グリルの上に写っている冬の大三角形みたいな配置のやつは粟(あわ)の実、ではなく0.5mmプラロッドの先端をリューターでくわえて先端を丸め、エナメルブラックの上からメッキシルバーNEXTを塗って先端を切り飛ばしたものです。ライトバルブとしてアクリアンカーで接着していきます。アクリアンカーはつまようじの先につけ、慎重にリフレクターのセンターにポチッとくっつけます。失敗してもふき取れるけど。・・・透明ランナーを火で伸ばしてからバルブとして使用しても面白かったかもしれません。が、しょせん粟の粒みたいなパーツですのでそこにいてくれればヨシ。
今はなきモデラーズのライトレンズセットを、紙やすりで削ってサイズダウンしたものをはめ込んでいます。模型処バルケッタのサイトでもライトランズセットを売ってましたね。今は在庫どうかわかりませんがまったく同じものでした。おススメです。それ、2個買っちゃいました。レジンキットの黄変したライトの代用にもなりますし。
フジミのライトレンズはカットのモールドもダルダルで、苦労してサイズ合わせてでも社外品を使いたくなるレベルでした。
今更気が付くのもなんですけどフジミの117クーペ、全般にかな~りゆるいモデルですね(笑)。フジミは手がかかるものという先入観から、その更なるゆるさに気が付きませんでした。そのゆるいモデルをかっちりリアルに仕上げたいところです。
写真右のライト2個は、そのレンズの周辺を0.4mm洋白線をリング状にしたものを縁取りとして埋め込んであります。左側2個は未処理です(このあと埋め込み)。レンズのやすりがけが完璧な円でなくともこの縁取りが隠してくれます。洋白線が交わる部分のつなぎ目は、実車もそんな感じの接合部が残っているのでそのまま。
実車はリフレクターがメッキの縁取りの内側に入れ越してあるので、その表情の雰囲気を出してみました。
獅子のデカール、ひび割れしてタイヘンでしたがなんとか帳尻あわせてセット。
ライトは奥目感も出て、バルブが入って旧車らしい表情になってくれたかなぁと思っています。
グリルも、地味にタミヤウェザリングマスターのカッパーを筆にこすりつけそれで撫でて、少しでもフラットブラック一辺倒ののっぺり感を消そうと努力だけはしております。
前後バンパーです。2セットあるのは、いずれ作る(であろう)プリムローズイエロー色のもう1台のためのものです。メッキパーツですがヒケがひどかったので塩素系漂白剤の2倍希釈(水で)メッキ落とし、その後紙やすりでならしてタミヤホワイトパテでヒケの上を盛ってます。タミヤホワイトパテ、通常のグレー色のより乾きも早く硬さもあってあとあとのペーパーがけなどでも整形しやすいように感じるのは私だけでしょうか??
バンパーは例によってタミヤエナメルのブラック後、メッキシルバーNEXTをふわっと吹いてます。カンパニョーロホイールはこれもメッキを落としたのちタイヤに合わせ幅をつめ、裏のリブを薄く加工してから(ここはたまに見えるとこですもんね)、クレオスの8番シルバーを吹いてます。
と、亀の歩みですが肉体労働で首やら肘やら手のひらやら腰やらが痛いなか、休み休み進めております。あとは、ボディの研ぎ出し、窓枠などの細部の塗り分け、ウィンドウパーツを仕立てればちゃんと1台の車になってくれるはず。あと1週間程度で仕上げたいところです。
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