Saturday, September 23, 2023

ホビコムから転載 Umihitoのハコスカ第一号 製作記その1   2020/06/19

 

そうとう苦労しながら挑んだハコスカGT-R。完成した姿を見つめても「こことここは良かったけど、こことこことここはまだまだだなぁ」という習作であります。

んが、精いっぱい努力したという事で製作記録を書いていきたいと思います。事後報告でもはや日誌ではありませんけどね(;^_^A

まずは、タミヤと並べてかなり悩んで採用したフジミのボディ。私にはフジミのボディから色々削った方が楽に自分のイメージに寄せられると思い採用しました。
写真のポイントはフロントのフェンダーのライン。フジミのボディではホイールハウスのアーチが少々小さい(上)と思って黒ペンで一回り広く描いてみた(下)比較です。実際このラインに沿って広げました。・・・広げ過ぎて後でプラリペアで盛って整形したりもしました(;^_^A

今回の製作の重要ポイント。タミヤのグリルパーツを幅詰めしフジミに移植します。そして、ライト部にはバルケッタのリフレクターを裏からルーターで削って段差を付け埋め込んでます。タミヤのこのパーツはライト部さえなんとかすれば実車に忠実だと思い採用しました。この時点ではタミヤかフジミかでボディを悩んでいたのでリフレクターを埋め込みというメンドクサイことをしましが、フジミのボディならリフレクターがハマるスキマと穴があるので、グリルのライト部に穴を開けるだけでこの顔が再現できます。

フジミの顔というか両アゴは全体に四角過ぎるので下に向かって細くなるように削り込んでいます。
この時点ではエンジンを組み込もうとしてボンネットを切り欠いていますが、後で形で悩みまくって「今回はエンジンレスにして『第一作』としよう」と方針変更。

フロントのホイールハウスを削って広げてアゴも削ったあとのサイドビュー。リアエンドも、少し削って真四角なリアをちょっとヒップアップして見えるようにしています。結構自分のイメージに合ってきました。
・・・この時点ではタミヤのシャーシとハセガワのセリカのワタナベフロントホイール、リアはフジミの浅リムのワタナベで組み合わせする予定でした(^^ゞ

フジミのボディにはないリアエンド下の折り返し溶接リブをプラ板で追加です。実車とは微妙に違っちゃってますがその辺りは目をつぶってね♪
この辺はタミヤのボディは再現されてて、「タミヤは顔周辺とフロント、Aピラーさえ良ければ・・・あ、あとルーフがすぼまり過ぎか(^^ゞ でも惜しい!」と思わされます。

あと、エア抜き兼エンブレムの位置が少し下過ぎると思ったんでプラ板と光硬化パテで埋めてますが少しヒケてますね(;^_^A このあとサンドして上塗りしてとかで対処してます。

もうひとつ、フジミのボンネットは先端部が丸まり過ぎな気がしましたので峰をつぶさないように気をつけながらしこしこと削って平らにしていってます。ボンネット単体で言うとタミヤの方が好きですね。タミヤのを移植しても良かったんですが、今回の習作には使わず次回に取っておきました。

今回のボディカラーですが、8番シルバーを基調にするとやっぱり塗面にミクロのザラザラ感があって、クリアーコートしてもそれが見えちゃうのがちょっと気になったりして。しかも「金属色」になっちゃうんですよね。実車はちょっと違う雰囲気。

で、塗面が凄く滑らかに仕上がるクレオスのGXシリーズに目をつけました。
GXアイスシルバーを基調に、黒鉄色、クリアーブラック、スーパーシルバー、クリアーグリーン少々、クリアーオレンジ少々を混ぜて試し塗りプラスプーンの山を作り、やっとこさ「こんなんでイイかぁ」と妥協(;^_^A  ・・・いや、色味は凄く好みになったぞ。

今後も、GXメタルカラーをベースに色々やってみようと思います。今回の色も、アイスシルバー+メタルブラックとかのシンプルな調色でも出来上がったかもしれませんね。

失敗の報告もしておきます。
これ、ボディカラーを塗って1日乾かしてクリアー塗って1日後に磨き始めたら磨いて圧力かけてるうちにボディカラーのシルバーの色味が変わってしまった(と思われる)部分。
今回、「早作りにも挑戦したいな」なんて思ってたらこんなミスが(^^ゞ

結局、上から塗り直してじっくり(4日くらい)乾かしてまたクリアーコートしてまたじっくり乾かして(10日くらい)、それから磨いたらすんなりトラブルレスで磨けました(;^_^A

早作りは早作りなりのノウハウがあると思うんですが、やっぱり自分はクオリティも欲しいしじっくり作るのが性に合っているようです(^^ゞ

あと、早作りしようと思って始めた影響はここにも(^^ゞ

下地がしっかり平滑になっていないので磨き出した面もすこしウネウネ。ここはじっくりサーフェイサーとサンドペーパーを繰り返すのが吉ですね。まあ、良い経験です(^^

あ、ボディのサイド下にも溶接リブを0.5mmプラ板で実車に倣い追加しています。


1本目の製作日誌の最後の写真は、実車とのカラー比較・・・というか、光の当て方で全然見え方違うんでなんともです(;^_^A 私のハコスカも光加減でこの実車みたく見えたりもするし、もっと濃く見えたりもします。

この写真の通り、SERO PAINTSからハコスカ用カラーが出ていたようですがまあ、それが最高のものとも限らないし多分クレオスGXカラーベースでの調合の方が良い色が出る気がするなぁ(個人の見解)。

ということで、続きます。







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