Monday, September 4, 2023

ホビコムから転載 日産シルビアCSP-311(その3 実車取材) 2018/02/10

 


夢のような1日を過ごしてまいりました(^^ なんと、助手席でドライブも5分ほどですが体験させて貰いました!!
印象は「乗り心地も加速もエンジン音も素晴らしい。」もちろんレストアの腕(オーナーご本人)が素晴らしいのは言うまでもありませんが、50年以上前に生産された車のクオリティがここまで高いとは・・・。安全基準のユルさ等から来る車重の軽さとかいろいろ要素はあるとは思いますしコーナリング性能とか今の車と単純に比較は出来ませんけど、あまりの快適さに心に羽が生えたような気がしました。ガタガタの乗り心地ともっさりした加速を想像してましたので・・・(;^_^A
「いろいろ、手に入らなくて省略してるパーツもあるからね」というオーナー様の言葉もお伝えしておきますね。

さて以下、「ここに気を付けて製作していかねば」という点に絞って写真を紹介していきます。

やはり顔つきが一番気を付けたいところ。グリルの開口は上から下に向かって内側に傾斜。開口の上部にはごくわずかですが垂直に近く立った面があります。ライトも奥ゆかしく少し内側に入り込んだ印象。ここは117クーペとも共通する感じです。そして、バンパー上部にも少しボディが見えます。かなり、グリル開口の上下幅は狭い印象ですね。車幅灯付近~ホイールアーチの造形にも注目です。

お顔を俯瞰で。バンパーの取り付け方法がよくわかります。ボディから少し浮いている感じですね。ライトとボディ前端の位置関係もよく見えます。


今度は寝転がってローアンであおりの図柄です。ナンバープレートに隠れる部分が下に尖がっているというか、ダイヤカットの下部のようなモチーフを感じます。メカメカしい足回りもついでに紹介です。

リアバンパーとプレート灯。モデラーじゃなきゃこんな写真は撮るまい。

はい、例によって三角窓周辺のディティール。

サイドウィンドウ上部にまわる雨どい部品とウィンドウトリムまわりの造形。雨どいの幅は1センチ以下というような非常に狭いものです。ウィンドウトリム後端は少し跳ね上がったデザインになっているのが特徴ですね。また、横からの写真で後述しますがサイドウィンドウ上部は後ろに向かうにつれ下に向かい傾斜しています。

オーナー様ご自身によりとても綺麗にレストアされたエンジン。てか、エンジンに限らずすべてオーナーさんが自分でやってるんですけど。ボンネットヒンジの構造もよくわかる写真ですが、さすがにこの構造そのままに再現は無理ですよ(;^_^A
逆のアングルも撮りたかったけどおしゃべりに夢中な都合もありうっかり撮り忘れ(;^_^A
まぁ、エンジン画像はネットで拾えるのでそれでサーセンっ。

ボンネットですが、ボディ両端にある峰の結構近くまで来ていますよね。これが全体のシャープな印象にもつながっている様に感じます。
隠しております隣の車も、そのほかの車も「安全上の理由」から今回はシルビア様のみの紹介です( ´艸`)

シルビアの「鋭さ」を表現するキモとなるサイドビューです。
かつて実車を所有されていたある方より「空間まで切り裂くような宮大工の鉋(かんな)のイメージ」と聞きましたが、特にメタリックグリーンやゴールドの標準色ではそれが顕著になるかもしれません。このあたりを表現しなくてはと思います。それは、少し前傾にも見えるバランスだったり、ボディ先端まわりのディティールの鋭さや、先述のサイドウィンドウの傾斜など、細かな芸が融合して醸し出している雰囲気のように感じます。お尻も結構ボリュームが下方向にありますね。あとは、ホイールアーチまわりもシャープにトリムされている印象。

また、参考としてこのサイトも(↓)オーストラリア人の方が運営されています。もの凄い情報量です。
https://csp311.net/  高解像度の昔の雑誌の記事など、「よくもここまで集めたなぁ」と感心します。日本人でもここまでやってる人いるのかなぁ?今回はあまりに取材を入れると手が動かなくなると思い、このサイトの方には連絡しませんでしたが(^^ゞ 

上記サイトも含めネットで画像という画像を拾いまくり、最後に実車にご対面という形でイメージはしっかり出来上がりました。・・・あとはどこまで実現できるか・・・(;^_^A

















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