Monday, September 11, 2023

ホビコムから転載 Alfa Romeo 2000 GTAm 製作記その2 形状整えと大惨事からのリカバリー 2018/10/20

 

オタフクさんの製作日誌その2です♪

タイヤをつけてみると妙~に左右違う見え方がするので確認してみると。微妙ですが左右対称でないと(;^_^A も~こまったなぁ♬

どちらにせよ、13インチのホイールに合わせるためフェンダーの形状は盛って加工する方向でしたのでそのついでに前後のズレも直しましょう♪

で、どうせ盛り盛りするなら全体のフェンダーごと一緒に作業しようと、フェンダーの基本形状加工に入りました。



実車はアルミ(と思われる)板を形状出ししたものをリベット止めか、パテでつなぎ目なく滑らかに整えられているものが両方見られます。漢なら、ここはリベット止めでしょう!!

ということで、まずは0.28mmのエバーグリーンのプラペーパーでフェンダーのラインに沿って縁取り。

その縁取りの線の内側を消すのと、大体の形状出しが終わったのが上の写真です。
今回は、頬っぺたの張り出しはプラリペア、フェンダー部の細かな盛りはタミヤの光硬化パテを使用しています。
どちらもラッカーパテと違い後からヒケる事がないということで、大きな面は上記種を使ってみました。結果は、正解だったと思います。

リベットの穴を、プラ板で作ったゲージを目安にフェンダーのつなぎ目に開けていきます。
最初にガンダムマーカーで印をつけ、ケガキ針で凹みをつくり、その凹みにピンバイスに0.5mmのドリルをセットし穴をあけました。そしてサーフェイサー塗布で埋まることを考え、0.7mmのドリルで穴を拡張しました。

フェンダーの形状出しまで終えたのが上の写真。フェンダーの継ぎ足し部はプラリペアです。

フェンダーの様な薄く仕上がってしかも磨きで力がかかる部分は、プラリペアで少し裏を厚めに盛ればほぼ、もともとのプラと地続きであるのと同じような強度をでしてくれる・・・ような気が私はしています。すくなくとも今回、「パキっ」とかは無かったです。他のパテ類ではそうはいかないと思います。

と、カンタンに言ってますが手を付け始めてからここまで週10時間くらいボチボチとやって1か月位かかったような・・・

そして・・・驚愕の大事件がぁぁ!!!!

「ちょっと右が上がってるなぁ」と最後の微調整だと思って少し温度を下げた熱湯に入れたら・・・。・・・・。

削った盛ったでプラの強度のバランスが崩れていたのでしょう、盛大にぐにゃりと行きました
(;^_^A
結構、慣れた作業だと思ってたんで油断してたんですね。自分なりに、大丈夫と思ってやった作業です。いろんな要素・原因はあると思いますがリスクを取らないと納得できるモデルが出来ないのも確か。でも・・・。

「ここまでの苦労がぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!」
・・・実際、「のお”お”お”~~~っ!!!」と叫びました(;^_^A
近所の皆さんゴメンなさい。

一瞬、修正不能と思いすべての思考が吹っ飛びましたが、とりあえず事故発生時に慌てて修正しようとするとさらにドツボにハマるので手を休め、約束していた友人との釣りに出かけました(週末の出来事)。

釣りをしながら、イカを取り込みながらも頭の中はアルファの惨劇のリカバリー方法の事ばかりw
「俺は、そこに無い形状をシルビアのボディの準備で切った貼った盛ったで作ったじゃないか!!」と思い出し、懸命にひしゃげた右サイドを正常な左に戻す方法を考え・・・。
上に持ち上がってしまった右サイドを修正すべく切り込みを入れました。幸い、リアエンドの部品は少なくとも後ろから見て水平に戻せる状況(上下にはひしゃげていない)でしたので上記のように切れ込みを入れ・・・。

トランクリッド面が水平になるよう写真のようにプラ板などをあてがい接着、形状を削り出す事に備えてプラリペアを内側・外側にモリモリ。

まずは水平を出しリアエンドを接着・・・。

写真では4枚の工程ですが(汗)。じっくり、2日間(正味6時間くらい??)かけ左右対称になるよう出来る限りの削り出し作業をしました。持っているヤスリ総動員です。ほぼほぼプラを突き通し裏から盛ったプラリペア地が出ていますね(;^_^A

まだ、最終調整後の写真ではありませんが必死過ぎてこの写真しかなかった(;^_^A

完全に分からないまで修正出来たわけではありませんが、「完成したらその他の部分の仕上げで細かなミスは打ち消せるっ(脳内で)」と言い聞かせ作業しました。

ということで、なんとか週末で大体の補修を完了し週明けの仕事にスッキリと向かうUmihitoさんとなりました。・・・よく直したわぁ~~~。シルビアに取り組む前、1年前の私なら諦めてとりあえず箱にしまうか無駄に新しいキットをプレミア価格で手に入れて再度始めからやってました(;^_^A

その3に続くっ









No comments:

Post a Comment