Sunday, September 24, 2023

ホビコムから転載 初代セリカ 黒ダルマ製作日誌 その1    2020/11/16

柏木さんの「このキット積んでます」の一言で製作日誌を書くことを決意しました(^^
ハセガワのダルマセリカです。
柏木さんを始め、このキットをお持ちの方に少しでも情報を提供出来ればとの思い(重い?)です。

さて、そんな大げさなスタート文章とは裏腹に製作のきっかけは軽いもので(;^_^A
写真のホイールをネットで見つけて「これ、ダルマに履かせたらカッチョイイだろうなぁ~~~~~!!!」ってな感じでした(笑)。

で、さっそく商品を取り寄せたんですが1枚目の写真の通り超扁平タイヤがセットされていて。そのイメージでの作成ももちろんアリと思うんですが私の旧車像とは違ったのでとりあえずフジミのハコスカフルワークスに付属のダンロップSPスポーツをあてがったら・・・ヨダレが出てきました。これで製作確定です。

ただ、ボディを見ると少しカドがシャープに出ている気がして・・・(あくまで、「気がして」です)。

この写真ではリアセクションだけですが、前後左右全部のカドを少しずつヤスってまるめて自分の中の「ダルマ」のイメージに近づけました。
ついでに、バーフェンをつけたくて色々画策を始めました。やっぱりTOSCOホイールにはバーフェンがつかなくちゃ、と。

で、持ってきたのがスケールプロダクションから出ているレジン製のバーフェン"Universal fender flares #3"です。ぶっちゃけハセガワの240ZGと「全く」形が一緒でした。型取りして製品化してるみたいだなー。ドイツの方もやりますねー。

ちなみに、やっぱりボディのカーブが合わずフィッティングに相当苦労しました。
ダルマにバーフェンをつけたいなら、これから販売されるマカオGP仕様のキットを手に入れて製作される事を強く強くおススメ致します(;^_^A

私は悪あがきして(まだ発売発表前だったし)無理くり穴を開けたり虫ピンを使って固定しようとしましたがそれでもボディに組み込み時の接着に物凄い苦労をしました(後述)。

で、フェンダーアーチを広げたりスジボリを施したりした後に黒サフをエアブラシ。

今回「なるべく気楽に作ろう」と思ってウィンドウトリム周りのスジボリは無理にしませんでしたがまあ結果としてはそんなに違いは出なかったかも(;^_^A キット自体は、窓枠のモールドが少しやれてるみたいだけど塗装でなんとか誤魔化せるレベルでした。

ちょっと端折りますが、ボディカラーを塗ってクリアーがけもいつも通り厚めに(エアブラシで6~7層?)していつものやり方で研ぎ出しをした後の写真です。
「いつものやり方」は下記にてご参照の方はどうぞ・・・
https://youtu.be/81fcQupH-Zo

ただ、黒いボディと言う事で相当念入りにコンパウンドがけを繰り返しました。細目のFMC-830コンパウンドでまだ磨き傷が残っていたらソフト99に戻る、とかを繰り返しました。
このプロセスを考えるとやはりクリアー層は少しばかり厚めにのせておかないと下地を出してしまいます。
よく「クリアー層が薄くてイイね~」なんて言葉を聞きますがあくまで「研ぎ出し後に薄く見える」だけであって「最初から薄く塗る」とか私の中ではありえません(;^_^A 
様々な名だたるカーモデラー様達とお話しても同様の見解でしたので大きな間違いではないのかなぁと思ってます。ちなみに私はラッカー系のクリアーで最低でも10日間くらい乾かしてから磨きに入りますがそのころにはかなりヒケてて下地のディティールが浮き出てきます。ウレタンクリアーよりもまだ薄いクリアー層になっていると思われます。

んで、納得できるところまで磨いたら窓枠のマスキングを2時間くらいかけてして・・・

(この後、ボディ全体をマスキングしてます)

直接、クレオスのメッキシルバーNEXTを薄ーくエアブラシで重ねていきました。
シビアにもっとメッキ感を出したい場合、つや有りのエナメルブラックかエナメルクリアーを吹いてからメッキシルバーNEXTを吹くとさらに輝くのですが今回はなるべく気楽に作りたいので直吹きとしました。それでもかなりイイ感じになってくれましたヨ。

と、切りがいいので今日の製作日誌の投稿はここで〆させて頂きます~。





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