Thursday, September 14, 2023

ホビコムから転載 「楽プラ」 ハセガワギャランGTO GSR 製作記その1  2019/08/13

 

さて、コブラで少し目が疲れましたのでここはリラックスのため気を楽に作成できるモデルを選びました。いろんなところで「何もしなくて出来上がる」と聞いたもんですから(^^

ただ、何もしないのはちょっとツマラナイのでホイールを差し替えます。
その関係で車高を落とします。今回は、写真のウェーブの器具を使いアッパーマウントがすっぽり入るようにシャーシの穴を広げ(黒丸)、そこにプラ板(赤丸)でフタをする方式を考えました。こうすると、シャーシの厚み分(1㎜強)左右均等に車高を落とせます(^^
ウェーブのHT-531、だんだんと穴を広げていくのにとても便利です(^^

続きですが、裏から見てアッパーマウントのダボ穴が中心に来るようにプラ板を接着します。

「何もしなくていい」って聞いたのに…ww
ボディとシャーシがダボが短くすぐ抜けて仮組み中にスコスコ外れるのでボディ側は穴を深く(黒丸;貫通)、シャーシ側は1.5㎜のプラ棒を流し込み接着剤でガッチリ接着しダボを延長抜けづらくしました(赤丸)。これで「楽」に仮組み作業できます(^^ゞ

ホイールはフジミのスピードスター・マークⅡを使用します。これはポリキャップ式なので後輪はそのまま行けるのですが前輪は逆にピンが必要なので2㎜のプラ棒を中心に接着、ガッチリとめるためにプラリペアを流し込んでいます。オフセットをおさえる為、ポリキャップの入る部分を削っています。

GSRは、オバフェンがつきます。それが私がこの車種を選ぶ理由でした。
実車を見るとオバフェンの内側はしっかり処理されていますので、ボディのフェンダーのラインに沿ってBMCカッターをリューターにセットし削りました。

あとは、軽~くBMCタガネの0.2㎜でスジボリをし、800番でサンドし表面を整えとっととサフを吹きました。サフ後の表面は3Mのスポンジヤスリ”Fine"でヤスリ、数回サフを繰り返しました。
あ、オバフェンのボディ接着面の上面は斜めに面取りしスキマを作り塗装で接合面が埋まらないようにしています。

フロントマスクですが、ラッカー系の指定色で全体を塗装のあとエナメルのフラットブラックで奥まったところを塗り、綿棒にエナメルシンナーをしみこませ拭き取りをしています。非常に使い古された手法ですが今回は、グリルを抜くとか凝った事は考えません!

凄く端折ってますが、ダッシュボードは塗ってません(!)。
「とにかく楽を出来るところは楽をする」コンセプトですから(^^ゞ
実際のダッシュもプラ地だったりしますもんね。
木目はデカールでスバラシイ再現がされています。ちょっと貼るのが難儀だけど(でも、デカールは有難い!)。塗ったのはシフトレバーとハンドルのスポークだけです(^^
メーターはデカールの上にスーパーポンチ優で抜いた0.2㎜の透明プラ板をタミヤのデカール糊で貼り付けています。3.5㎜、2.5㎜、2㎜でピッタリフィットしました。
これで充分の再現度ではないでしょうか? 凝ろうと思えばそれはそれでトンデモナイ物が出来上がりそうな素晴らしい設計ですね。

ドア内張りパーツもプラ地のまま、塗ってません(^^ゞ
銀の差し色だけ、写真のマーカーと面相筆で塗っています。

あ、あと展示台に固定する為のナットをシートの下に仕込んでいます。パテで周辺を固めています。

と、枚数制限なのでここまでですね(^^ 

楽=楽しい、とばかりは言えませんが今回は本当にサクサク楽しんでいます。









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