Monday, September 11, 2023

ホビコムから転載 Alfa Romeo 2000 GTAm 製作記その4 デカール割れた、とか(笑)。 2018/10/21

 

またまた小トラブル(;^_^A 
ヘビが3つに切れた・・・。これ、デカールフィルムを塗布して他のデカールは難なく貼れたんですが、ヘビのデカールはまあまあの大判で、水に漬けて「くるっ」とデカール側に丸まった時に反射的に容器の中で真っすぐに伸ばしてしまったんですよ。
じっくり待っていれば糊が溶けて真っすぐになるものを・・・。焦ってはいけません。
真っすぐに伸ばした際に、まだ台紙とデカールが強くくっついている状態なのでデカール面が引っ張られてひび割れしたんですね。
こういう時は、割れたところを寄せるだけにして、無理に綿棒などで水分を押し出そうとするとズレるので自然乾燥を待つ方向・・・。


で、結論から言うと割れ目は「許せる状態」になりました(;^_^A タッチアップしてももっと目立つだろうから、まあ実車でもこのくらいの傷はあっても良いよねくらいの感じです。旧車は、どんなに頑張ってレストアしてもアラはありますから(良い言い訳を身につけたw)。

写真はデカール乾燥後。シルバリングが少々あるのでこのあと針でつっついてタミヤのデカール糊を上から塗り、熱湯をつけた綿棒で押し付けて消していきました。

遠目の砂吹きからクリアを重ねていきます。・・・本来なら、実車はステッカーの段差が存在するのですがプラモではスケール的にも、デカールの保護という観点からも表現を完璧にするのはムズカシイ・・・。で、デカール保護で末永く楽しめるモデルと言う方向でクリア+研ぎ出しの方法を選択です。
で、この写真は遠目から2~3回クリアを乗せたところでしょうか。

遠目吹きでデカールが充分に覆われ、1~2日経って乾燥も充分だなと思ったところで今度は研ぎ出しシロを稼ぐために近めでクリアを吹いていきます。その後、10日ほど常温で乾燥させて(扇風機の前に置いたりして)から研ぎ出しに入りました。じっくり乾燥させれば、塗り重ねたクリアーが中まで完全にムラなく乾燥し上下合体、上から下まで1枚のクリア層になってくれるので研ぎ出し中に玉ねぎの皮を剥いたような年輪が出てくることもありません(^^
だから、「最後のクリアーは厚くしないとダメ」、などと重ねたクリアーにさらに無駄に厚吹きをしなくてもイイのです。
↑これ、私の中では大発見ですw 長年かかってやっと気がついた事です。秘伝にしておきたかったwww

クリア乾燥の間にシャーシをやっつけていきます。
ハイテックのかなり硬い金属のシャーシですが、でもドリル歯よりは少し柔らかいので穴あけが出来ました。展示台に固定するためのナットをシート下などに仕込みました。手持ちのプラ製ボルト・ナットのセットです。ナットのシャーシへの接着はプラリペアにてガッチリと。

ステア機構の仕上げに入ります。ブレーキディスクは完成後はほぼ見えないのでカタチにこだわらずジャンクから。タイロッドに連結する部分もジャンクから削り出しですが、接着シロが他に無いのでブレーキディスクに接着!!
・・・良いのです、他のディスプレイモデルも結構そんな設計になってますってww
ジャッキアップして潜り込まなきゃ見えませんwww
割り切らなきゃ完成しないよ~~

で、タイロッドもジャンクから。少し中央部が短い感じですがこれも見えないので気にしないw 左右を連結してくれて、チラ見えした時に雰囲気さえ出してくれれば良いのであります。中央で切って、中に洋白線を仕込んでバルケッタのタイヤクランプで平行を保ちながら長さを調整しつなぎ直しました。これも最近ハマっているプラリペアでガッチリとめてます。・・・あ、切り過ぎてスキマが出来たからだったww このあと均してフラットブラックに塗りました。

そして懐かしの「熱したドライバー」方式で可動を維持しながらとめました。ハンダごてを使いましたが(^^

メーターパネル含めて内装はGTAのまんまです、グンゼのハイテック(;^_^A
ベースがGTVなのでGTVの内装か、レーサーっぽいメーターむき出しのパネルを自作しても良いところですが。
せっかくのハイテックの味を残そう(これも言い訳?)とそのまま採用です。
メーターガラスをバルケッタのスーパーポンチ優で切り出したものを貼り、エンブレムは社外のデカールを貼ってからアクアリンカーを盛ってます。(あ、写真は盛る前だ;汗)

設計上の問題ですが、どう見てもウィンドウのクランクハンドルは回すとダッシュボードに当たる位置にありますww 
これも話のネタとしてスルー。
シートはジャンクからホールド性の良さそうなものを。5点式シートベルトは製図用テープの青で、エッチングと組み合わせて配置です。
申し訳程度の消火器類はタミヤのGT2から拝借。
相変わらずあっさり目の内装ですが、自分の場合メーターパネルとシート周り以外は完成後ほとんど目に入らないので「気になったら後でやればいいや♪」という感じです。

ただ、完成後に見えるスキマだけは細心の注意を払います。黄色丸の部分、ボディとのスキマで上からみると路面が見える状態だったので、軟質ゴムのランナーからクサビ状に切り出したものをアクアリンカーで接着しました。

と言う事で10枚の制限でこの日誌はここまで~。その5に続くっ







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