久々の完成投稿となりました。製作を進めるにつれ、なんだかキャロル・シェルビーと会話を進めているような気分になってきました・・・。以下、私の妄想です。
「ユーミー…トー?…Umihito、か。まったく発音しにくい名前だな。“ヤミー”でいいか?」
「全っ然構わないです。お会い出来て光栄です。しっかし、カッコいいクルマですね。」
「…このクルマが生まれて、かれこれもう50年以上か。早いもんだ。まあ時に悪い話もあったが、たまたまコイツも俺の人生もギリギリ上手くいったよ。みんなそうだと思うが、いつも綱渡りさ。」
「銀のサジをくわえて生まれてきた車じゃなかったんですね。」
「全然。それどころか、馬鹿デカい心臓を詰め込まれてさぞかし息が詰まっただろう。…長い話を短くするが、とにかく懸命に手をかけてな。少なくとも、俺の目的の中ではバツグンなクルマに仕上がった。」
「このクルマがバツグンじゃない人なんているんですかね?しらみつぶしに一軒一軒ドアを叩いて『このクルマ最高でしょう?』って言って回りたい気分ですよ。」
「ヤミー、そんなのは相当頭がイカレてる証拠だぜ。好きじゃない奴らはどうあがいてもそのまんまさ。フェラーリしかクルマじゃないって思っている奴らもいる。強引に言わせた『いいね!』の裏にはそこに無かった変なもんが湧いてくるもんさ。そんなのはこの芸術作…、クルマに泥を塗るような行為だ。」
(…『イイね!』って、知ってるんだな。てか、ホビコムだと『ブラボー』だけどな。)
「なんか言ったか?…そうじゃなくても口の悪い奴らは「エレガントじゃない」とか「うるさい」とか「大飯喰らい」とかこのクルマの事を言う。だがそれが何だ?すぐ走り去るから少しの間、目を背けていてくれ。耳を塞いでいてくれ。大飯は、乗ってるやつが喰わせる。少しばかりの迷惑をかけてすまないが、そもそも少しの迷惑もかけずに生きている奴なんて一人もいないだろう。そんな奴がもしいるとすれば、究極につまらん奴だ。」
「少しずつ、貴方の言わんとしていることがわかって来た気がしてきました。…『カッコイイとは、こういう事さ。』ですね!」
「それはパクリだ、ヤミー!でも…それなww」
・・・締まりのない最後ですが、まあUmihitoの妄想なんてこんなもんです。それでは、ごきげんようっ!!
審査員(ホビコム事務局) からのコメント
- 講評
- 塗装がイイ!
トーンの異なるシルバーによるストライプ表現がイカします。
ドア類のフルオープン、アメリカンタイプのシートベルト、エンジンルームと見どころたっぷり。
ホントに卒なく仕上がってます。お見事!
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