10月21日(土)のシドニー・スケール・モデル・ショウに余裕を持ってエンジンレスの状態で間に合ってしまいました。・・・そうなると、ボンネットの下ががらんどうなのに一抹の寂しさを感じる時間の余裕が出来てしまった訳です。カマロの427のV8を作ったあとなので「この少し地味なエンジン、作るのかなぁ俺」と思ってたんですが、まぁ時間の無駄はそもそも模型の醍醐味なのでやってみることにしました。
で、レベルの59インパラをすでにドナーにしてしまった私はエンジンも気軽に頂くことに。清水の舞台も一度飛び降りればあとは楽なもんですな。写真のシルバーのがAMT製、白の無塗装がレベル製。ぱっと見全然気合いが違うのが分かって頂けると思います。
・・・多少寸法が違うだけなので小改造でAMTのシャーシに乗りましたヽ(^。^)ノ
ドライブシャフトにつながる部分を少し伸ばして、その伸ばしたエンジンの部分が乗っかるシャーシの部分を少しかさ上げするだけでフィット。
てか、AMT製のエンジンは標準のくせにトランスミッションが内装のバスタブに当たります。よっぽどレベルの方がすんなり収まるぞ。
ディスビのパーツに0.75mmドリルで穴あけしプラグコードのカバー部として真鍮パイプの内径0.5㎜(外径0.7㎜)を埋め込んでいきます。
物凄く細かい作業なのでスッキリ綺麗にはいきません(私の場合、ね)。だけど、あとで全部フラットブラックで塗ってしまうので細かいアラは隠れると見てスルーです。
エンジン本体は、「Chevrolet Engine Red」という色がレベルカラーから出ているようですがそんなもの手持ちにはないのでネットの写真から適当に調合して塗装。その本体にまた真鍮パイプをプラグカバーとして埋め込み。プラグコードは0.4㎜のモデル・ファクトリー・ヒロ製のプラグコード(青)を配置しました。
レベルのインパラのエンジン、パーツのフィットも良いし右上に見えるジェネレータのパーツもエンジンへの基部もしっかり再現されてて感激モノです。たまに穴の径を広げないと入らないパーツなどもありますが、エンジンだけ組んだ印象では「非常の出来の良いエンスー・シリーズ」と感じました。
細かく言えば、冷却フィンを取り囲む円形の部品は間違いなく干渉すると思ったので円の下を切り取っていますが、どうせ見えない部分は遠慮なくカットして「組めない」という最大のストレスを取り除きます。
白い無塗装の部品はもちろんレベル製のもの。冷却ホースを含めワイパー・モーター、ウォッシャー・タンクなど充実のパーツ群です。バルクヘッドも切り刻んでレベル製の物を強引にフィットさせました。
・・・ラジエータの上部パーツ、AMTのものなんですが逆にそのまま取り付けるとボンネットが浮くことに。紙やすりでパーツ下部を削り高さを低くしセット。よっぽどレベルからのパーツのほうがフィットしやすいぞっヽ(`Д´)ノプンプン
仮組してどう水平が出るか確認してからマスキング、エアブラシに残ってたセミグロス・ブラックをほんのり薄く吹いたあと、艶消し白とタンと黒を混合した色をまたうっすらと載せました。
さて、せっかくボディとシャーシをいったん離したので忘れていたサンバイザーをこれも遠慮なくレベルのパーツから持ってきます。黒い製図用テープは完成後見える所だけに貼り込んでアラを隠しています。天井には適当な布を切り出して貼っていますが、これもあまりギリギリの境界まで貼り込むとウィンドウパーツ越しに切り口が見えてしまうのでそこそこのサイズで諦めて、完成後見えないところを避けて貼っています。あまり厳密に考えずどこを優先するかも大事だと思ってます。
あんまり、完成した模型をひっくり返して見る趣味はないのね、私。
エンジンフードの裏をエナメルのフラットブラックでエアブラシ吹きをし装着。洋白線のステーと基部(ちょっとゴツイけどまあ強度優先で。そんなにそこだけ見ないし)をエンジンルーム内に据え付け。
これで本当に完成です(あ、アンテナ・・・。あとで、ね)。
こうやってエンジンを組み込むと「エンジンなしのプロポーションモデルでもいいかな・・・」と思っていたのがウソのように吹き飛ぶカッコよさ。やはりアメ車・アメプラはエンジンあってこそなのかな?週末、のべ15時間ほど作業した後の足腰の痛みは残っていますが、非常~に気持ちがスッキリしました。
次は何に行こうかなぁ~~??
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