Sunday, September 3, 2023

ホビコムから転載 Porsche 911GT2 タミヤその1(ボディ下地・スジボリ・塗装) 2017/12/19

 

ちょっと寄り道のつもりが結構気持ちが入ってきてしまったタミヤさんのGT2、製作日誌をちゃんと書こうと思います。スジボリの写真で結構皆様のコメントを頂いたり(びっくりしました)したので、せっかくなら私の稚拙な製作でも世に出しておいたほうがイイかなと(^^

まず、現状の感想は「なんてサクサク進む出来の良いモデルなんだ!!」とびっっっくり。タミヤさんが久しぶりだったので異次元な感覚です(;^_^A

1枚目の写真は、ロードバージョンを作るのですがタイサンスターカードバージョンの積みもありましたので、黒いボディを使用することで透け防止の黒塗りがスキップできるこっとでそちらのボディを採用。
積みの方は、いつになるかは分かりませんがイタレリの911ターボ’95を作成するときに惜しみなくパーツのドナーになってもらう予定です。

この段階で、後付けオーバーフェンダーの取り付けボルト(リベット?)の穴あけをしておき、またそのフェンダーの境界がぼんやりしたモールドなので0.15㎜のBMCタガネでスジボリしてます。最初はそうっと撫でて、10回くらいなぞって道筋が出来たら少しだけ力を入れて掘っております。そのほかのパネルラインは0.2㎜のBMCタガネでなるべく深く、何度もなぞりながら掘っています。

スジボリを各所掘っていったあと、クレオスのプライマーサーフェイサーをエアブラシでのせました。で、盛大に脱線してる箇所や傷をつけた箇所、ヒケの部分には同じくプライマーサーフェイサーの瓶の底に溜まった濃いところを盛っているのが上の写真です。近くが本当に見えなくなってきて、ルーペをしながらの作業ですがやっぱり脱線の頻度は上がってる気はします(;^_^A でもね、後の写真を見て貰えれば分かると思うけど「完全に」脱線跡は消えるのでもう脱線しても「ぐぬぬぅぅぅぅ!」と叫ぶことはなくなりました。

ホントはね、もっとレコードの針にでもなった気分で何度も何度もそうっとなぞってスジボリすればいいのは分かってるんですけど、やっぱり続けて作業してると急ぎたくなってしまって結局脱線、となるんですよね。

で、唯一フィッティングで気になった箇所。1枚上の写真でリアウィングのパーツがとんでもなく浮いているのが分かると思います。他のサイトでも指摘されてるのを見ましたね。
なので、内側からスジボリ堂のBMCカッター(写真右下)の円柱・大(だったかな?)で干渉している箇所を削って調整しました。BMCカッターで作業効率は飛躍的に上がりました。
BMCタガネ・マジックヤスリを含め、スジボリ堂様々です<(_ _)>

上の写真は、2枚目の写真から600番~800番のぺーパー(スジボリ堂のマジックヤスリを中心に使ってます)をあてて脱線跡のパテ盛りなどを均したあとにまたプライマーサーフェイサーをエアブラシしたもの。もうキレイキレイに脱線跡は消えてるでしょ( ´艸`) なので、もう脱線を極度に恐れて「スジボリ嫌だなぁ」なんて思う事は無い訳です。この辺の作業が本当に一番面白いと自分には思えるようになってきました。

でもまだこの写真ではまだまだ詰めが甘く、例えばフロントウィンドウ周りの窓枠のスジボリが不自然だったりするのでさらにスジボリを詰めていきました。

また、2回3回とサーフェイサーをかけていく過程で不自然な段差などを見つけた際は遠慮なくまた600番~800番(時に400番も投入します)で面を作っていきます。・・・あまりサーフェイサーが厚くなる前に段差などには気がついたほうが良いとは思いますけど。

サーフェイサーがけの過程でスジボリが埋まってきたらまたその段階でスジボリを今度はホントに「そうっと」極力脱線しないようにかけ直しています。

で、上の写真あたりが納得のいく面とスジボリが出来上がった頃の写真です。オーバーフェンダーの別体感もここまで掘れば出てくれるはず。
なんだかんだでここまで1週間(休み休みで)楽しみながらかけてましたかね(^^ サーフェイサーが乾くのを待つ時間もありますので。

で、これはワタシの黒歴史として忘れて欲しい工程なのですが・・・。
クレオスのスーパーシルバーが、物凄く明るい銀なので「この上からガイアのプレミアムレッドを塗ったらかなり鮮やかになるかも・・・」と思ってとりあえずスーパーシルバーとガイアのEXクリアー(食いつきを良くするため)を半々くらいで混合したものを下塗りしたところです。

で、念のため同じ工程で塗った内装にプレミアムレッドを塗ったところ・・・。光が当たったところはイメージ通りなんですが、影がとんでもなく暗いという結果に・・・。写真ではちょっと分かりにくいんですが上が光が当たった時、下が光の反射が悪いときです。
これではイメージした鮮やかな真っ赤なポルシェにならない、ということで下記に路線変更。

スーパーシルバーの上から今度はクレオスのEXキアライエローをエアブラシ。ムラが無くなったなと思ったところで暫く乾燥させ、仕上げのプレミアムレッドをのせました。

こちら夏、非常~~に塗料の感想が早いのでこういったダメ仕事のやり直しもサクサク進んじゃいます( ´艸`)

ただ、黄色の下地だとパーツごとの色合わせが大変だったりムラが出やすかったりするのでそこは慎重さが必要です。上の写真では、フロントスポイラーの方がボディより薄い赤になっています。実は、ボディを中心に厚めに吹き、小さなパーツを後からもう一度吹いて調整するという戦法です。そっちの方が楽ですもんね。
で、まだまだ深く掘ったスジボリは生きてます( ´艸`)

失敗を含めたダメ仕事も自分の勉強のうち、ということで包み隠さず投稿致しましたので是非「こんなに失敗しながらもめげずにやってるんだねぇ~~」と思って下さいまし。











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