Sunday, September 3, 2023

ホビコムから転載 Porsche 911GT2 タミヤその5 研ぎ出し 2018/01/01

 

2018年、明けましたねぇ~~。本年も宜しくお願い申し上げます。そう言えば、昨年の正月も製作日誌を書いておりました(べレットGT-R)。ということで、今年も頑張って投稿していこうという意味を込め、元旦に製作日誌を書きたいと思います。時間の許す方、お屠蘇が抜けて文章が読める状態の方はお立ち寄り下さいませ(^^ 

さて、今回は研ぎ出しです。あ、「2017年中に完成を!」と息巻いておりましたが、「ほぼほぼ完成」で年明けを迎えてしまいましたので、完成写真はもうちょい先です。

まずは前回のクリアーを夏の3日間、40度弱にしたオーブンに6時間突っ込んだりミニ扇風機の前に放置したりして全くシンナー臭がしなくなってカチンコチンに乾燥したと思われるボディをバフレックス#3000で一通りユズ肌をコシコシこすり取っていきます。

バフレックス、非常に研磨剤の均一性が非常に高い上に軽い力で研磨できます。スジボリ堂で購入すると写真下の黒い固めのスポンジ状のものが同封されていますがこれに貼り付けると非常にいい塩梅で研いで行けます。角を鋭角でカットしているのはランバ・ヤスさんから教わった方法。これで細かいところまで楽に研いで行けます。

薄いフィルム状ですからきわどい部分は指に貼ることでボディの状態も指に伝わりやすく、私はこれを使っている限りは角出しをしなくて済むのではと思っております。

さて、今回主に使用するのはUnicon FMC830-Pコンパウンドです。研磨力がある上に最終的に磨き傷がほとんど残らないという素晴らしいコンパウンドですので私はとても気に入って使っています。このコンパウンドはもんぽよりんさんにご紹介を頂いたもの。感謝感激です<(_ _)>

写真のボディは結構磨いた後の物が写ってますんでその過程は以下にて・・・。

まずは物の試しで、スジボリ堂のマイクロポリッシャーをリューターにセットし上記のコンパウンドでさらさらっと磨いてみます。・・・この方法ではいくらバフレックスの研ぎ跡が細かいとはいえ、まだまだバフレックスの傷は消えませんね(^^

今度はタミヤのコンパウンド用クロスに同じコンパウンドをつけて指先で少し力を込めて磨いていきます。以前、サランラップを使用していたこともありますし今でも使うことはあるのですが相性的に「コンパウンド用クロス+Unicon FMC830-P」が上手く磨ける気がしています。あくまで私的な感覚です。
私は、広い面は指先で多少力を入れながら(言葉で力加減は伝えられないのですが、たまに「キュッキュッ」と音がする位、もちろんプラを破壊するような力ではありません)、細かいところはガイアのフィニッシュマスターを中心に、先端にコンパウンドをつけてこれもある程度力を込めて磨いています。もちろん角には力がかからないように、角すれすれのところはフィニッシュマスターの先端で角を超えないように磨いたりしています。
上記写真は途中経過。

さらにコシコシと同じ方法で磨いていったのが上の写真です。写真の撮り方で、照明の映り込みが少し違う事もあるのですがもちろん目に見えて最初のバフレックスの磨き傷が消えていきます。

Unicon FMC830-Pコンパウンドは油性コンパウンドですので、磨いたボディに油分が残ったままだと細かな傷が残っていてもその油分で覆い隠されていたりします。
それを確認するために、料理用のハケに食器洗剤をつけボディ表面に残った油分とスジボリに残ったコンパウンドを洗い、ぬるま湯で流していきます。そして発見した磨き傷をまたFMC-830コンパウンドで磨いて消していきます。
これを3回ほど繰り返してFMC-830コンパウンドだけでここまで仕上げてきました。

仕上げに、ハセガワのセラミックコンパウンドで同じクロスで磨きました。このコンパウンドで最後に磨くと上記のコンパウンドで磨いた表面がさらに曇りがとれたようにピカピカになります♬

・・・研ぎ出し・つや出しの方法は人それぞれだと思います。私も色々回り道して自分なりに満足いく方法に辿り着いたという感じですので現状上手く行っている方々はこんな製作日誌に惑わされることなき様に(^^ゞ 

私自身も、人が「この方法良いよ」と言っている方法がなぜか上手く行かず悩んできましたので…(;^_^A 

でも、今はなんとかかんとか自分の狙ったツヤが出せるようになってきましたのでこの方法を突き詰めていこうと思います。使うクリアーはEXクリアーだったりウレタンだったりという事は今後あると思いますが・・・。






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